昨日は、厚い雲と予想外の強風。
凍える寒さに阻まれ、2時間・累積1,000mほどで切り上げざるを得なかった。

そして本日。
天候は一転、穏やかな晴れ。里山縦走トレーニングへ。

開始早々、脳内メモリーにある「かつての軽快な動き」と、目の前の「動かない身体」のギャップに愕然とする。
弱った心肺機能、鉛のような足取り。
それを『意志の力』だけで無理やり前進させている感覚だ。
記憶と現実のズレを埋めるには、逃げずに定期的な刺激を入れ続けるしかない。

たった5時間半の行動で消費エネルギーは3,000kcal。
胃酸が込み上げ、内臓まで悲鳴を上げている。
この数字と疲労感こそが、今の自分の現在地を冷徹に物語っている。

目指す大峯奥駈道。
一日の行程で、連日、今日の倍以上の強度(時間・距離・累積標高)が求められる修験の道。

正直に言えば、今は今日の内容だけで精一杯だ。

だけど、それでいい。
このボロボロの感覚から、すべては始まる。
残り六週間をかけて「奥駈の身体」へと再構築していく。

辻褄が合うその日まで、一歩ずつ。
人生の醍醐味は、『過程』にこそ存在するのだから。


