オリジナルウクレレの「Lovuke」は、私自身が一本一本丁寧に調整と磨きをかけて、みなさんにお届けしております。
今日は「ウクレレ調整」の一部をご紹介。
ウクレレ調整では、
特に重要になるのが、サドルとナットの削り調整です。
ウクレレ本体にある弦を支えている部分が、「サドル」。
サドルは、弦の振動をボディに直接伝える重要な役割をしています。
そして、頭の方にあるのが、「ナット」。
ここは、主に左手の押弦のし易さ、つまり弾き易さを調整します。
サドルもナットも、高すぎると弾きにくく、音が暴れすぎます。
逆に、低すぎると、音に張りがなく、弾いた時に音のビビりの原因にもなったります。
ですので、快適に弾きやすいウクレレにするためには、ここの調整が必須であり、重要なポイントです。
ウクレレはナチュラルな木で出来ていますので、当然、一本一本個体差があります。
個体によってサドルとナットを1〜2mmほど削り、そこからさらに0.1~0.2mm単位で微調整を行います。
「Lovuke」では、サドルとナットに「牛骨」を使用しています。
安価なウクレレによくある、プラスチックのサドルやナットは、音がペラペラ。。
これらの調整は0.1mm単位の微調整なため、シバテンはすべて手作業で行なっています。
シバテンは、初心者さんには「サドル=少し高め、ナット=低め」に調整してあります。
そして、ある程度弾けるようになってきた時に、相談して、再度もう少し低くするなどの微調整を行うこともございます。
こちらの動画は、最初の大まかな削りをやっている様子で、1〜2mmほどの削りを行います。
その後、サンドペーパーを使い、三段階に分けて磨き仕上げます。
このようにして、ひとつひとつ丁寧に調整と点検をして、みなさんにお届けしております。
購入された方の好みによって、希望の弦に交換してから出荷することも可能です。ご購入の際にお伝えください。