『生きる意味』について、第一回。
若い時はとくに、自分がここにいる意味、つまり「生きる意味」について考えたりすることがある。
考えても考えても答えが見えず、悩み苦しんだ経験がある人は多いのではないだろうか。
シバテンも2002年、オーストラリアにいた頃、シドニーからエアーズロックへ向かう自転車の旅で、「生きる意味」について考えた。
どこまでも続く地平線、
想像を絶するような砂漠での孤独の中、そこで自分は何を感じ、何が見えてくるのだろうか?
その疑問を解くために、毎日ひたすらペダルを漕ぎ続け、そして考えた。
昼間は猛烈に暑い砂漠だが、朝晩は心底冷える。
毎晩寝袋にくるまりながら、焚き火をたきつづけ、満天の星空を見ながら眠った。
雨の降らない砂漠で、星空も見えない、風も感じられないテントで寝るなんて、「アホかおれはっ!」と思い、そのテントは砂漠の旅に出て、すぐに人にあげた。
壮大な砂漠の朝焼けをみていると、そのあまりもの美しさに「今日も進むぞ!」という大きなエネルギーをもらえた。
どんなにすごい冒険家でも、必ず思うことがあるという。
・なぜ、自分はこんなところにいるのだろうか?
・何をやっているのだろうか?
・何のために?
しかし冒険家でなくとも、人は、日々このような疑問を抱いて生きいる。
第二回へ つづく
更新を楽しみにしています!
ありがとうございます⭐️