『有無』~Existence~
2019.8.9
何もないところに全てがある。
うまく演奏しよう、うまく描こうというのは、「人間の純粋なる邪心」だ。
捨てられないものを捨てようとする、
それが人間であり、その葛藤の間に「ほんの少しの光」が見える瞬間がある。
邪心に打ち勝ち、自分の腹の底から湧き上がって来るような、本質を作品にぶちまける。
こんな幸せな人生はない。
私の中で、「完璧なる美しさ」は決して美しくはなく、
『美しさとは真逆の物との共存』によって、初めて美しさに魅力が生まれるのだと思っている。
“「人間の純粋なる邪心」” への1件の返信